DOMU/UP+DOWN

♪【ジャンル/ブロークンビーツ】♪

【DOMU/UP+DOWN】

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今回紹介するのは異様な盛り上がりを見せているイギリスの西ロンドンか
らブロークンビーツというまだ新しいジャンルのクリエーター”DOMU”
ことドミニク・スタントンのオリジナルフルアルバムです。
※ブロークンビーツ→詳しくは♪解説♪で。
このアルバムはブロークンビーツというスタイルを基盤にしつつもドラム
ンベース,ジャズ,フュージョン,ハウス,ヒップホップ等、様々な音楽を
クロスオーバーし、現代のエレクトロニック・フュージョンと呼ぶにふ
さわしい作品となっています。

ジャジーなエレクトリックピアノでスペーシーなHIPHOPチューン”Gotta set it”。
メリハリの効いたソリッドなビートに、ガリアーノの女性シンガーがし
っとりと歌い上げる”Sail away with me ”
この曲を聴いてもらえればブロークンビーツとはどういうものかだいた
い分かってもらえると思います。
そして、NICKYというボーカリストのはかなく美しいメロディーがダウン
ビートに漂う”LAST TIME”。
歌ものは数曲あり、どの曲もソウル+ブロークンビーツといったイイ曲ば
かりでお薦めです。
が、”Mara jade”, “Space Monkeyz”などのトラックものの曲はクラブで
大音量で聞いてこそ毛穴へ流れ込むビートの気持ち良さが体感出来ると
思うので、是非クラブに行くか、車内で爆音リスニングをお薦めします。

僕もクラブに行くと好きな曲がかかるまでの時間が長すぎて寝てしまっ
たりするので最近はご無沙汰ですがやっぱりクラブミュージックはでか
い音で低音を腹で感じながら聞きたいですよね!
DOMUは14歳の頃からDJを始め、数々のバンドとコラボレートした後、”2000
black”という4HEROのディーゴ(以前紹介しましたね) 主宰のレーベル
でも作品をリリースし、ディーゴをはじめレーベル内の人間がフェイバリ
ットに挙げるほど才能を磨いてきました。
なんといっても音がイイ!(色々な意味で)
音楽や機材に対する愛情が伝わる2001年秋リリースの作品です。

DOMU/UP+DOWN

♪解説♪———————————————————–
※ブロークンビーツ
(ブロークンビーツとは2STEP同様ハウスが発展したクラブミュージックで
簡単に言うとハウスのテンポ(BPM120~140)でリズムトラックが4つ打
ちじゃないもの。つまりもう少し複雑にしたものといえます。
代表的なアーティストとしてはDOMUと同じ西ロンドンのニュー・セクター・
ムーブメンツ、モダージ、ネオンフュージョン。日本では福富幸宏ヒロな
どがいます。)
↑の解説は、おもいっきり独断です。
興味を持った方は自分なりに調べてみることをお勧めします。

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