NIN

「今は力を培養するときだ
その時期を辛抱出来ぬのは男ではない」

倒幕を逸る仲間達を見て
竜馬は言った

「何の術も覚えていない時に京都で子供じみた
戦闘に参加して何になろう...」

今の自分に
ここまで響く言葉はない

確かに今出来ることだけを
懸命に
立ち回ったら
なんとかなったのかもしれない

だけど
それでは
想像出来る未来しか待っていないし
「それ」が失敗に終わった時に
腹を切るしかなくなってしまう

今までやって来たことを
無駄にしたくない

否定はしても
反省はしても
無駄にはしたくない

だから新しい世界を見るために

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