Category Archives: ドラムンベース-オススメ

LTJ BUKEM/JOURNEY INWARDS

♪【ジャンル/アートコア、ドラムンベース】♪

【LTJ BUKEM/JOURNEY INWARDS】

<ACIT/140-1>
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~JOURNEY INWARDS 内面への旅~
このアルバムを紹介するの忘れてました。僕の中で最重要アルバムです!
数々のDJ活動と自らのレーベル “グッドルッキングレコード”で様々なコン
ピレーションアルバムを発表してきた LTJ BUKEM 待望の初アーティストア
ルバムです。
単にドラムンベースのアルバムではなく、アートコアといわれるブレイク
ビーツと様々な音楽のフュージョン。
そのことを決定付ける音はストリングスやサウンドエフェクトの使い方に
現われていて特に “ロニーリストンスミス” や “ロイエアーズ” に影響を
受けたというローズ(エレピ)は必聴でアルバムの随所で聞く事が出来ます。
一曲目のフルートで只のヒーリングミュージックと思った方は次の曲でやら
れてください。
ということで
お薦めは2曲目。この曲はアルバム発売当時猛烈な勢いでTVのバラエティー
番組(?)などで流れてたので知ってる方も多いはず。ぶっ太いビートのド
ラムンベースチューンです。
ビートが手に入るところならどこへでも行くという彼は17枚の違うレコード
からドラムの音をサンプリングし、自分のキットを作ってビ-トを組んでい
るようです。
(ベースに関しては10人の違うベーシストからそれぞれ一音をサンプリングし
て使っているようです…すげぇ)
人生の中で数枚しか出会わないスペシャルなアルバム。彼はカーティスメイ
フィールド、スティービーワンダーが好きらしくいわゆるインストゥルメン
タルなのに歌心まるだしのトラックを作っています。
このアルバムは2枚組みなのですが断然1枚目の方がイイっすね。
この人のライブというかDJをしている所をリキッドルームに観に行ったのです
がドラムンベースに限らずソウルチューンやジャズ、ハウスやヒップホップと
様々な節操無い(笑)音楽を流しているのが印象的でした。このアルバムも彼
の内面にある色々なブラックミュージックを再構築しジャンルレスなグッドサ
ウンドを楽しめる内容になっています。

【LTJ BUKEM/JOURNEY INWARDS】試聴はこちらから

♪解説♪———————————————————–
※”ロニーリストンスミス” や “ロイエアーズ”
(’70年代に活躍したジャズフュージョンなるジャンルの主要アーティスト。
今でも特にDJやクラブミュージックファンに根強い人気がありサンプリ
ングソースとして使われることもしばしば。)
※アートコア
(ジャズやアンビエント・ミュージックからの影響を取り入れ、ストリング
スやサウンドエフェクトでムーディーな音をブレイクビーツに融合させる
スタイル。生楽器の導入も盛んに行われておりダンスフロアではもちろん、
家でのリスニングにも十分イケる音楽。)
↑の解説は、おもいっきり独断です。
興味を持った方は自分なりに調べてみることをお勧めします。

4hero/Two Pages

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♪【ジャンル/ドラムンベース】♪
【4hero/Two Pages】
<TALKIN LOUD/PHCR-1684>
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僕はビッグビーツ等のロック直系のクラブミュージックも大好きなのです
が、今回は指向を変えて最近好んで聞いているジャズやソウルを主体に
したクラブミュージックについて紹介したいと思います。
   
~このアルバムは過去のどのジャズアルバムよりもジャズらしい~
このアルバムもドラムンベースになるのですが以前紹介したスクエアプッ
シャーやロニサイズとはかなり違います。多くのクラブミュージックフ
ァン、ジャズファンがこのアルバムは過去のどのジャズアルバムよりも
ジャズらしいといっています。
まず、多くのドラムンベースと異なる最大の点はほとんどが生演奏である
ということです。ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロなどからなるストリ
ングスと人力ドラムによるドラムンベース(エディットはしてますが)。
そしてRhodesやWurlitzerなどのエレクトリックピアノはメンバーである
ディーゴやマークが自ら担当しています。
そう、多くのクラブミュージックは、DJなどの、楽器を演奏できないク
リエーター達が新たな感性で作り上げてきたものですが、このアルバム
は自分で演奏できるミュージシャン(?)クリエーターが体温を大切に
しながら作ったアルバムなのです。
「僕は音楽学校に行ってたわけじゃないから、ロニーリストンスミスやロイ
エアーズといった’70年代のジャズファンクアーティストが先生なんだ」
というように彼等の作る音楽からはソウルやジャズ、ファンクといった
黒人音楽の影響が強く感じられます。
もしかしたら、普段絶対クラブミュージックを聞かない音楽にうるさい人
でもこのアルバムのことは気に入ってくれるかも!
実際、クラシックが好きな人達の共鳴も多くあったみたいです。
し★ か★ も!
このアルバム、ほとんどの曲が歌物です!
Birdという日本人女性アーティストをプロデュ―スした大沢伸一氏も2STEP
の曲で起用しているイギリスの女性ボーカリスト”フェイス”を中心に
美メロだらけのイイ歌が満載です。
これは、かつてのドラムンベースにはなかった形体だといえます。
登場人物を、地球や太陽に例え、環境問題を題材にしたポエトリーリーディング
から始まるコンセプトアルバム。1998年の作品。
国内版を買われたら是非詩に注目してみてください。
詩も考えさせられる内容が多いです。
お薦めは、弦楽器サウンドにフェイスの透明感溢れるボーカルが漂う
ドラムンベ―ス曲
「Star Chasers」
是非試聴してくださいね!
こちらのリンクで全曲試聴出来ます

4hero/Two Pages

♪解説♪———————————————————–
※ロニーリストンスミスやロイエアーズ
(’70年代のジャズファンク、ジャズフュージョンの代表アーティスト。
クラブ系のDJやアーティストの多くにリスペクトされている)
※ポエトリーリーディング
(ジャズやロックなど音楽に合わせ詩を朗読するスタイル。アメリカのビート
文化(ケルアック、ヴァロウズ、ギンズバーグetc.)の中で行われたものが
有名です。)
↑の解説は、おもいっきり独断です。
興味を持った方は自分なりに調べてみることをお勧めします。

RoniSize Reprazent/New forms

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♪【ジャンル/ドラムンベース】♪

【RoniSize Reprazent/New forms】
<Talkin’Loud/PHCR-16013/4>

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ドラムンベースの金字塔~
独断ですがドラムンベースには大きく分けると2種類のタイプがあると
思っていて
一つはスクエアプッシャーのようにかなり緻密なプログラミングで
打ち込み、楽曲に変化(派手なブレイクがあったり、拍子が変わったり)
を与えていくタイプ。
もう一つはブレイクビーツをパーカッシブに感覚的に打ちこみ、
ループの抜き差しで曲を構築していくタイプ。
今回紹介するロニサイズのアルバムはどちらかと言えば後者で、スクエア
プッシャーよりもダンスフロアで踊らせる要素が強いと思います。
ロニサイズはブリストルのダブやパンクに影響を受けているせいか
ドラムンベース界でもロック色の強いクリエーターだと言えます。
スクエアプッシャーはウタ物ではありませんでしたが、
ロニサイズはラップ物やボーカル物も多く”未来のソウルミュージック”と
表現される事も多いです。
歌の入れ方やシンセ系の入れ方がメチャメチャカッコイイです!ノレます!
このアルバムにみられる音の特徴としては、
割りと遅いテンポのヒップホップやR&Bのドラムパターンを倍速にして
そのビートの半分のテンポと解釈したベースのフレーズを乗せていきます。
ベースはレゲエ風のフレーズが多く、レゲエ独特のゆったりとしたベースに
倍のテンポのドラムが刻まれると言えば分かりやすい(?)と思います。
ということで
ドラムンベースとしてはもちろん、
ちょい早めのヒップホップやレゲエとしても楽しめます。
♪おまけ♪興味のない方は飛ばして下さい—————————–
ロニサイズドラムンベース:簡単レシピ】
※要サンプラー
1 テンポゆっくりめのドラムのサンプルを倍速になるように
ピッチ(音程)を上げます。
2 そのサンプルをバスドラム、スネア、ハイハットのそれぞれの
位置から鳴るようにサンプラーで切り刻みます
3 切り刻んだ3つのサンプルをキーボード、(パッド付きの
サンプラーならパッド)に割り当てます。
4 割り当てたサンプルを適当に鍵盤で鳴らし、遊びながら
フレーズを作れば、なんちゃってドラムンベースの出来あがり!
ちゃんと作品として仕上げたい場合、この他に色々な作業が
必要ですが、センス次第で頭では思いつかないフレーズが
生まれると思います。
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お薦め曲は全部です(笑)というかロニサイズ関連は盲目的に好きなので
客観的になれませんです。すいません。
実はドラムンベースを知るまでは、ドラムンベースってサーファーとかが
バンやワゴンでズンドコズンドコ(笑)低音を効かせてる音楽かと思って
たのですが、
このアルバムのようにブラックミュージックを新しい解釈でしかもロックに
アプローチする音楽だったなんて…

Roni size のNew formsはこちらで全曲試聴出来ます

1997年
マーキュリー賞受賞作品

スクエアプッシャー/FEED ME WEIRD THINGS

♪【ジャンル/ドラムンベース】♪
【Squarepusher/FEED ME WEIRD THINGS】
スクエアプッシャー/FEED ME WEIRD THINGS】
<REPHLEX/CAT037CD>
Feed Me Weird Things
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ジャズ+テクノ!~
~ジャコパスmeetsドラムンベース!~
このアルバムを表現するとこんな感じでしょうか。
得意なチョッパーやフレットレスベースに美しいストリングスと高速
ブレイクビーツのコントラスト。
生ベース+ストリングス+ブレイクビーツ…想像してください。
音楽仲間であるエイフェックスツインことリチャード. D. ジェームスは
「彼こそ日常生活の中から発せられる音の方が、昔ながらの音楽よりも、
メロディアスであるという事を発見した初めての男である。かつて彼は、
アリが砂の上を歩く音をレコーディングしようと試みていたが、今日も
そのような実験を繰り返しているだろう。」
と語る。
アリが砂の上を歩く音をレコーディング…!?(笑)
このアルバムはありとあらゆるドラムンベースが出尽くした感のあった
1998年に、新たな可能性を掲示した傑作1stアルバムです。
お薦めは
クリーン系のギターのフレーズをサンプリングしてキーボードに
割り当て、ギターブレークとして弾きなおしたようなTr1。
ジャジーなギターにゆっくり登場する、ブレークビーツとベースの絡み
が聞き所です。
名前もそのまま「スクエアプッシャーのテーマ」
ちょうど今ぐらいの季節、車の少なくなった夜明けの高速をこのCD聞き
ながら走ると、音と景色がシンクロするようで気持ちいいですよ!!
Feed Me Weird Things
wrote : clay