ミックス漫遊記061103
今日もXtacy。
女性ボイスのサンプルをやめて
自分のボーカルをチョップして
オーディオとしてアレンジウィンドウでシーケンス。
(チョップは4分とか8分で分けるよりも付点で分けた方が
偶然の産物を生みますよ!)
そのボーカルのシーケンスにライトなディストーションを
かけて
トレモロで早いパンニング。
次に
イントロのギター、シンプルなんだけどちょっと寂しいので
リードシンセと合わせてみた
これが、結構いい感じになりました。
リードシンセにはフィルターバンクで音に動きを持たせて
ステレオディレイの左だけ生かしすことによって
右にパンニングしても広がるようにしてみた。
おお!これもカッコいいかも。
この曲はドラムンベースなのですが
最近のドラムンベースは、だんだんロックっぽくなって来てるので
僕はその流れを踏まえた上でロック・フィールドからアピールしてみたい。
次回はギターソロのセクションでのリードシンセ、
あまりにもベタなので
ベタを逆手に取って、ピアノの音に差し替えてみようと思う。
ピアノをエディットしたい。
アタックをいじるとか、色々なエフェクターを試してみたい。
どう考えてもピアノの音じゃない感じに。
そういえば
ブログに書いたかメルマガに書いたか忘れましたが
1月か3月のライブのリハ時に
この曲一回ボツにしてます。
もう、どうにもこうにもスカスカで。
なんていうか
どうにもならん時があるのです。
音的に。
でも、絶対にクリアしてアルバムに入れたかった。
だって明確なイメージがある。
ただそこに辿り着くまでに、すごく時間がかかった。
今回もやっぱり苦戦したけど
色々な人に、そのイメージを
ストレートに届けられるよう
頑張ります!
clay(クレイ)
参考
(この時に出来た曲です)
http://clay.at.webry.info/200601/article_9.html
Category Archives: ミックス漫遊記
ミックス漫遊記061102
Xtacy をミックス。
イントロのドラムイン時のFX的なサウンドを作ろうと思った。
女性の喘ぎ声のサンプルをタイムストレッチで、かなり伸ばして
リバースする。
そのリバースされたファイルに、タイムの長いリバーブをかけてバウンス。
そして、そのバウンスされたファイルをさらにリバース(元に戻す)
次にLogicのサンプラーEXS上でLFOをかけてフィルターの開け閉めで
揺らぎを出す。
そして今度は女性声のサンプルをアタックの鋭いとこを狙って
いくつかのサンプルに切り分ける。
そしてチューニングしてAmのKeyに合わせる(喘ぎ声にも音階がある)
16分でシーケンスし、ベロシティーを16分の数だけ動かす。
・
・
・
これ等は、すべて
ASR-Xでやってきた手法です。
ASR-Xでやればドキドキするし、手癖みたいなもので、すぐ出来る。
が、LogicのEXSでは
あまりにも、特化している所が違い過ぎて
ほぼすべてうまく行かない。
悔しいですよ。
これは。
ここ3日くらい
ず~っとこの作業を繰り返してた。
でも、
大切なことに気付いた。
ASR-Xでやってた手法をEXSでやって
「う~ん、使いづらい。」とか
「もっと、手で触ってる感じ。感覚的に出来ないかな」
とか
やってきたけど、
結論から言うと今あるものの存在を認めて
活かしてやることが大切だと気付いた。
今ここにASR-Xはないわけだし、
Logicをもっと活かすというか
Logicならではの手法を使ってミックスしていこう!
ASR-Xの時の手癖のようなものがあるから
昔の記憶でミックスしようとしてたけど
同じことを繰り返す程、愚かなことはない。
と、開き直ったら、結構出来て来た。
引き続き奮闘します。
必然より偶然を探して。
clay(クレイ)