Author Archives: clay

No.32『お互いのためにならないライブ』

ロック私小説「メジャーを追い越せインディーズ!2」第32話
『お互いのためにならないライブ』
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CDリリース前は
客が3人
それも
すべて身内
といったライブから
変わって
ありがたいことに
ノルマを越えたりする
会場も出て来た
相変わらず
身内率は高かったが...
***********************************************************
ライブを始めた頃は
PowerBookを傍らに
ギターとボーカルを演奏する姿に
「寂しい」
「DJ入れたら?」
「ドラムくらい生でいるといいね」

そのステージ上での存在感に
助言する声が相次いだが
だからこそ
スタイルを変えずに
ライブを認めてくれる人達が
出て来たことを
素直に喜んだ
人を増やせば
機材を増やせば
仕掛けを増やせば
確かに
一人でやってるよりも
楽しいものを
届けられるかもしれない
でも
安易だ
彼には
まだまだ
一人で出来ることがあるはずだ
そんな
信念だけで
意地を張るように
ライブを続けていた
***********************************************************
そして
その嬉しさの理由は
もう一つある
彼は
ギター1本でのライブを
続けていたから
ギターも生であり
歌も生
その生ならではの
良さを認めてくれた人達は
彼が始めた
デジタルサウンドでの
ライブに
「?」
だったに違いない
彼自身も
迷いに迷ったが
結局は
自分が感じたスタイルを
選択した
それは
「信じる」とか
そんな格好の良いものではなく
「すがりつく」
といった感じの方が近かった



だから
ライブを認めてくれる人達の
存在は
本当に
本当に






***********************************************************
そんな純粋な気持ちのまま
活動を続けていればよいものの
また
彼の悪い癖が頭角を現した
音楽と関係ない所に
彼の欲が出て来た
「お客さんをもっと増やしたい」
~ 2 B Continued ! ~
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次回、11/29号は「お互いのためにならないライブ(2)」です。
お楽しみに!
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Tips □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
■影響を受けたもの・ひと
「F氏(2)」
一緒にバンドやろっか!って話になったのですが
実際は一緒にやらなかったんです。
僕は地元でバンドを
することになりました。
う~ん...
この頃のことを思い出すと
いかに自分勝手な人間だったかというのを
思い知らされ、自己嫌悪に陥るとともに
深く反省します。
でも、
F氏は、そんな自分の面倒を
すごくよく見てくれました。
当時から録音技術に長けていた彼に
いつもデモテープを作ってもらったりしてました。
その頃の僕はギターを弾けなかったので
ギターを弾いてもらったりして。
そんなこんなで
僕とF氏の関係は続き
お互いの家を行ったり来たりしては
飲んで、音楽談義してって感じでした。
あの頃はメチャメチャ楽しかったね!
その時に
僕がカーステレオから流す音楽について
「本物」と「偽物(失礼)」の見分け方を
教えてくれたのも彼でした。
当時は
なんのことだか、さっぱり分からなかったのですが
彼に良い音楽をいっぱい教えてもらい
今は、言わんとしていたことが少しは分かるようになったかな。
この後
ギター1本修行ライブを始めて2年程経った頃に
インディーズCDリリースの話があり、
「Yellow Songs」のプロデュースをF氏に
お願いする訳です。
メルマガでは、この頃になります。
http://clay.at.webry.info/200508/article_9.html

予習しといて下さいね(笑)
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このメルマガ、「2」になってからは
色々な発行スタンドから出させて頂いてるのですが
カプライト様の
カプライト・ニュース内『今週の厳選マガジン』で
メジャーを追い越せインディーズ!2 を
紹介して頂けることになりました。
編集部の方が、実際にメールマガジンを拝読し
ぜひとも読者のみなさんに紹介させていただきたいマガジンを
紹介するコーナー
ということで
すごく、うれしいです...
以前の記事で
発行当初は読者数が思うように増えず
苦労したことを書きましたが
今はお陰さまで色々な方に読んで頂いてるようです。
お気づきのように
このメールマガジンは
僕が「これから、こうしようと思ってる」といった考えを述べる場ではなく
僕が「こういうことをやってきた」という行動の記録になっています。
色々な情報が氾濫する中で
実際に行動してきたことは
みなさんがどういう日常を送っているであれ
何かのヒントになってくれたらいいな
という気持ちで書いています。
本当に
みなさんのお役に立てたら素敵ですね!
これからも
メジャーを追い越せインディーズ!2 を
よろしくお願いします!
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最後までお読み頂き、本気で感謝します!
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ミックス漫遊記061116

今日は作業の前に
楽曲を聴きながらやることを書き出してみました。
No more war and pain をミックス。
この曲は去年サンプルCDを配りましたが
ラフミックスだったので
もちろん、ボーカルは録り直したし
すべてのパートをいじります。
やることを書き出した中から
・ギターにリバーブ
・ギターソロにディレイ
・ボーカルのボリューム書き
を。
まず、ギターにリバーブですが
以前はプラチナリバーブばかり使っていたのですが
今回からスペースデザイナーを多用してます。
ボーカルに使いましたが
ギターにも、すばらしいリバーブの効きです。
リバーブは、エコーと言うより
音にガッツが入る感じが好きです。
パッと音が切れた時に残響音が残らない感じのリバーブを使いました。
次に
ギターソロにディレイですが
これは、微妙にディレイが、かかっているというより
「もろにかかってる」感じを目指しました。
前作ブランニュー・ルネッサンス内だと「Proud」のギターソロみたいな感じです。
そして最後に
ボーカルのボリューム書きを。
この曲はAメロとサビの音量差が激しすぎるので
コンプでは、どうにもなりません。
アタックを早くしても
Aメロは、つぶやく感じが欲しいので
強いコンプはN.G.
ボリュームのオートメーション情報を書いた後で
コンプをセンドでかけました。
これで、コンプが、かかりすぎずにマイルドになりました。
以前、コンプはインサートでしか
かけなかったのですが
ヒップホップのクリエータが
トラック等に
コンプやオーバードライブを
センドでかけていることを知ってから
この手法を、よく使っています。
ドラムやベースにも
かかり過ぎず、度合いを容易に調節出来るので
おススメです!
clay(クレイ)

ミックス漫遊記061115

「くう~~~~~~っ」
って感じ。
(笑)
ものすごいテンパってきました!
ミックス
全然進みません。
あまりにも進まないもんで
一曲ずつミックスする方法から
すべての曲のポイントごとに編集して行くやり方に変えた。
が、
これが
もう
「くう~~~~~~っ」
って感じ。
(笑)
まず
すべての曲のオケパートを
EQとコンプ
して
次にボーカルのEQとコンプ
そしてリバーブと行きたかったんだけど
ボーカルは、どうしても
時間かかってしまう。
電車内でのミックスだと
一曲で
余裕で
目的地まで
着いてしまった。
前に座ってるおじさんから
右の人達は
全員寝てる。

HI370007


あ、
雨まで降ってきやがった。
ワンカップ飲んで
明日
また
頑張ります!
よろしくお願いします。
clay(クレイ)

No.31『自伝メルマガ発行(4) 』

ロック私小説「メジャーを追い越せインディーズ!2」第31話
『自伝メルマガ発行(4)』
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このような
メールに対して
返って来たメールは
非常に丁寧なものであった
「しょーがない...」
現状を
しっかりと
いや
ぎゅっと
受け止めて
頭の中を切り替えようと
思った
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悔しんでいるだけでは
この経験を宝物に変えることは
出来ない
そんな思いで
色々と
調べてみると
メールマガジン自体の
発行が
前メルマガ発行当時より
大幅に減っていること
そして
音楽というジャンルの
読者が
それ以上に
減って来ていること
新作ランキングを見ていると
数十人レベルで
トップ10入りしている週もあった
それくらい
音楽というジャンルの
読者数は
減って来ているのだった
そして
一番驚いたのが
申請するタイミングによって
かなり
読者数が変動するシステムがあること



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悔しかった
でも
一番悔しいのは
何も準備せずに行動してしまった
自分に対して...
でも
この悔しさは
そして
この経験で得た知識は
同じ年に出す
もう一つの
メールマガジンに
限界まで
活かされて行くこととなった
~ 2 B Continued ! ~
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次回、11/22号は「お互いのためにならないライブ」です。
お楽しみに!
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Tips □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
■影響を受けたもの・ひと
「F氏」
クラブミュージック
ASR-X
Powerbook
Logic
...
今の自分を象徴するような
キーワードばかりですが
これらはすべて
一つ残らず
F氏の影響です。
F氏がいなければ
どれ一つ手を付けてません。
今、
これらのどれか一つでも欠けてたらと思うと...
ていうか
想像出来ません(笑)
それくらい重要で
音楽だけを見た場合
自分の音楽人生で最も影響を受けた人の一人です。
F氏は、ぶっちゃけて言うと
「Yellow Songs をプロデュースしてくれた人」
ということになるのですが
これではあまりにもぶっちゃけ過ぎなので
追って説明したいと思います。
まず、
出会いは
「プレイヤー」という雑誌のメン募でした。
確か、
「コステロ、デビッドボウイ、スクイーズ、ロキシーetc.が好き」
とか書いてあったと思います。
僕から電話しました。
なんか、メッチャメッチャ眠そうで機嫌が悪かったような気がします。
それでも、
色々と音楽談義に花が咲き
最後には
「話し声がいいね」
って言ってくれたのでホッとしました。
そして
会う約束をし、
当時僕が住んでいた千葉から
彼の住む西荻窪まで車を飛ばして行きました。
僕はナメられないように(?)
サングラスをかけて
気合いを入れて行ったのですが
出て来たF氏は
いかにも「今起きました」
「出来れば話しかけないでくれ」
といった感じで出て来ました。
うわ~
なんか、場を盛り上げなきゃ
気まずいだけで終わっちゃうな~
と思った僕は
当時、E・YAZAWA氏がCM出演したばかりの
缶コーヒー「ボス」を、おごってみました。
そして
F氏の部屋へ招かれました。
そして
その時出来たばかりのホヤホヤの
新曲のデモテープを聞いてもらいました。
イントロは
気だるそうに聞いていたのですが
歌が始まると
「うん?」
「いいかもしれないな...」
最後には、
すごく興味を持ってもらえたようでした。
当時の僕は
デモテープを聞かせれば
100発100中でした。
絶対に「いい!」って言ってもらえる自信がありました。
その数年後には
100発0中になってしまうのですが...
(この辺はメルマガのバックナンバーで)
とにかく
なんでも
彼は
僕と会う前にもメン募で何人にも会って来たようで。
それが、ことごとくハズレだったようで。
「また今日もハズレか...」
って思いながら僕と会う日を迎えたようです。
でも数時間後には
すっかり意気投合して
一緒にバンドをやろうかってことになりました。



これがF氏との出会いです。
次回からは
いかにして
僕の音楽人生にF氏が影響を与えてくれたか
そして
どれだけ
僕の音楽人生にF氏が大切な存在だったのかを
語ってみたいと思ってます。
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たまに理論やプログラミングの勉強法について
おせっかいにも
「こうした方がいいよ」って
決めつけるような感じで
答えてしまうのですが
最近、
ほとんどの人にとっては
全然参考にならないってことに気付きました(笑)
僕は自分自身が
人の何倍もやらないと
人並みになれないことを
子供のときから知っているので
何かをやろうと思ったら
ものすごい量をこなしていかないと
って感じになります。
でも、
それを、そのまま説明しても
「そんなにやんなきゃいけないの?」
「もっと効率のいいやり方があるはず」
って思っちゃうみたいです。
でも
効率って何?
って
たまに思っちゃうんです。
目標を決めて
それについて熟考して
最短距離で突っ走るための道を探す
というのは
大切なことですが
僕たちの考える効率と言うのは
それとはかなりずれて
「いかに楽に、そして早くゴールに行けるか」
という
「結果」よりも「プロセスの楽さ」
ということに重点を置いた
意味になってる場合が少なくないと思います。
色んな職種のエキスパートっているじゃないですか?
彼らは決して1日1時間とかの勉強で、
あそこまでなれた訳ではないと思いますよ(ex.天才)。
ある時期、もう、それ以外考えられない
っていう感じで一日の大半を使って
なんなら睡眠時間を削って(not オススメ)
そして
何年か
やった結果ですよね。
そしてこのことは
みなさんも、良く知ってると思います。
今、就いてるお仕事や
今、通っている学校は
ある時期がんばった結果ではないですか?
何かのついでに片手間でやって
ゲットしてる結果ではないと思います(ex.天才)
だから
せっかく何かをやってみたいって強く思ったら
「そのことばっか」っていう時期も
必要だと思います。
って
この話、
自分に言い聞かせる意味で書きました。
最近、たるみ気味で(笑)
————————————————————–
最後までお読み頂き、本気で感謝します!
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ミックス漫遊記061110

「終わらない旅」をミックス。
歌詞に合うように
汽笛のサンプルと「ガタンゴトン」のサンプルを
歌の合間に配置。
オケと混ざると、よく聞こえなくなるので
完全にLかRのどちらかに配置しようと思う。
パーカッションをチョップして
一音のみにして
リングモジュレータをかけ、
ひとつのサンプルで複数の音階を付けられるようにし、
さらに付点のタイムのステレオディレイをかける。
微妙に音をチューニングしたかったけど
普通のオーディオファイルではピッチのシフトをフレキシブルに
色々と試せないので
Apple Loop にして
トランスポーズで2音下げた。
こういう作業がLogic上で出来るとは思わなかった。
Acid と Logic が共存してるような素晴らしいアプリケーションだ。
時代に感謝。
clay(クレイ)