21世紀も天邪鬼

僕は子供の頃から天邪鬼だった

天邪鬼とは簡単に言えば
みんなと同じことをするのが嫌いな人
とにかく人と違うことをしたがる人のこと

で、
その性格は今でもあまり変わってない
というか、加速してるかも

というか、
そういう性格じゃなきゃ
作品なんて作れないと思う

そして
そういう性格を改めて気付かされるのが
Apple製品

まずiPhone

2008年の夏にiPhone使ってたら
ある人に
「iPhone持ってる人初めて見た」
と言われた

で、その人は今iPhoneを使っている

2008年の秋に美容院でiPhone見てたら
店長に
「iPhone使ってるんすね!すげー」
と言われた

で、その人も今iPhoneを使ってる

2008年の冬に友達の結婚式をiPhoneで撮影してたら
新婦さんが
「あれ、何?」
って言ってた

で、その人が今iPhone使ってるかどうかわからないけど
家族中で使ってるかも…

当たり前だけど
すげーとか
初めて見たとか
言われて優越感に浸ったことなんてない

そうじゃなくて
絶対に欲しかったからすぐに手に入れて
使ってた
というだけ

iPhoneに関しては2011年くらいまでは
ほとんど使ってる人見なかった気がするけど
最近は猫も杓子も的な感じで
あっちもこっちもiPhone

そしてApple Watch

Apple Watchも
なんだか知らないけど
みんなしてる

天邪鬼な性格って
みんなと同じことするのがイヤなわけじゃないですか?

でも
みんなと同じ
iPhoneとApple Watchを持っている

つまり
他人から見たら

「あ、あの人もiPhone使ってるんだ」
「あ、あの人もApple Watchなんだ」
って思われちゃうということ

自意識過剰なことはわかってるけど
自意識過剰だから天邪鬼になるんすよw

今、iPhoneが高くなって話題になってるけど
めちゃくちゃ高くなってくれないかな

昔はWindowsとMacの価格差がすごかった
音楽をやる場合、
Windowsが10万円台で買えちゃうのに対して
Macでは40万円くらいかかった

これならみんな買わないでしょw

昔、藤原ヒロシ氏が
主婦が買い物だけに使うMacBookと
自分が何千万の仕事に使うMacBookと
同じ価格な訳がない
っていうようなことを言ってたんだけど

その通り!

みんなと同じものを身につけるのって
イヤじゃないですか?

道を掘り起こして工事しているようにしか見えない

道を掘り起こして工事しているようにしか見えない

最近、感じている違和感の理由がわかったような気がする

いろいろなプロダクトやサービスに
全然ドキドキしなくなった

というか
そんなの必要?
っていうものが多い

その道
また工事すんの?
この前もやったでしょ?
って感じで

同じ道を掘り起こして工事しているようにしか
感じない

「より良くするために工事してるんです」
ってことなんだろうけど

要するに
無理やりニーズを掘り起こしてる

ニーズって
掘り起こすものじゃないでしょ

Apple製品も
特にiPhoneに関しては
ごっつすぎるし
ドキドキしない

あ、
実際に買ったら
ずっといじるんだろうけどw
僕にとっては唯一の夢中になるおもちゃがApple製品だから

だけど
もう出尽くしてるんじゃないのかな
って感じるようになってからだいぶ経つ

じゃあどうしたらいいのか?

ここまでくると
僕は完全にアナログの方に目が行く
あたたかいもの
息づかいの感じられるもの

デジタル
ならまだいいんだけど
バーチャルが「過ぎる」でしょ

もちろん
バーチャル化によって
助かる人たちがいるのは素晴らしいこと

でも
マネタイズの中心がバーチャルになっちゃうと
無理やり必要性を見出してるとしか思えない

上場企業のサービスを調べていても
同じ印象を持ってしまうんだよな

でもそもそも
ビジネスってそういうものだったのかもしれない

Appleだけが特別だっただけで

というのも
こんなに保守的な僕が
唯一、発売されてすぐに手に入れたのがiPhoneだったから

と、
iOS16にしたら動画のテキストがコピーできることに興奮している2022年の秋

矢作の「絶対に辞めねぇ」に泣いた

朝ドラ「ちむどんどん」見てますか?

SNSではめちゃくちゃ不評なようですが、
同じく不評だった「純と愛」から朝ドラを見始めた僕としては、
まるで関係なく楽しく見ています。

人生の教科書として見ています。

参考になることが多すぎるので
メモを取りながら見ているのですが、

今日の矢作に関してはメモ取る暇がなかったです。

まず、見てない人のために簡単にストーリーを説明すると、

主人公は沖縄料理店をやっている女性。

この店を開店する前に、
足りない人手を補うために料理人として働いてくれるようにお願いしたのが、
矢作という男でした。

この矢作は以前主人公が働いていたお店のパイセンだったのですが、
口が悪く、よく問題を起こす男でした。
そして無銭飲食の前科までありました。

主人公のお店に料理人として働いてほしいとお願いされた矢作が
雇われる条件として挙げたのが
「給料の支払いに遅れないこと」
でした。

ところが
沖縄料理店は開店間も無く客が途絶え、
休業状態に。

矢作への給料の支払いに困った主人公は
銀行の担当者に会いに行き、
40万円の返済をした後で、
再度、融資をお願いしました。

その時、主人公は返済するはずだった40万円をお店に忘れてきたことに気づきました。

すかさずお店に戻ると
40万円と矢作は消えていました。

当然、主人公の周りにいた人たちは前科のある矢作を疑いました。

でも主人公ただ1人だけが
矢作のことを信じていることをみんなの前で叫びました。

それを店の外で聞いていた矢作は店の中に入ると
みんなから一斉に疑われる中で、
40万円はレジの中にしまってあることを告げました。

つまり、
矢作は40万円を盗んだわけではなく、
レジの中にしまって置いてくれたので40万円が消えたように思えただけだったのです。

1番最初に矢作を疑った
主人公の幼馴染(男)は土下座をして謝りました。

でも矢作は気にしてなかったようでした。

それよりも店の外で聞こえた
「みんなが自分を疑う中で主人公だけが自分を信じてくれている気持ち」
が心に響いていたようでした。

数日後、
主人公は矢作に給料が遅れてしまいそうなことを謝りました。

矢作を雇う条件が
「給料の支払いに遅れないこと」
だったので、主人公も矢作に辞められることを覚悟していたかもしれません。

でも、
店を立て直すのには矢作の力がどうしても必要だということを
主人公の口から聞くと

なら、辞めねぇ。
オレは明日からも、ここで働く。
ただし、一刻も早く店を立て直すこと。
もちろんオレもできることは何でもやる。

と、言いました。

そしてその夜、
消えた40万円事件の際に
真っ先に矢作を疑った主人公の幼馴染(男)にお詫びに焼き鳥屋に誘われた矢作は、

実は、
他の店にも共同経営者として誘われていたけど断ったこと
を告げ、

「絶対に辞めねぇ。いつか、あの店を必ず流行らせてみせる」

と強く語りました。

僕がこの矢作の言葉で泣けたのは、
僕自身がこの2、3年で感じていた優柔不断をぶん殴ってくれる言葉だったからです。

「絶対に辞めねぇ。いつか、あの店を必ず流行らせてみせる」

この気持ちが足りなかったし、
この気持ちを求めていた
ということです。

本当に勉強になります。

Love・朝ドラ。

もったいない

もったいない

この10年ほど
休んだことがありませんでした

休むということの意味がよくわからなかった
というのが正直なところ

どこかに出掛けていても
ちょっとした隙で仕事をしてしまう
風邪で寝ていても
寝ながら仕事をしてしまう

嫌なことをしているわけではないし
誰に強制されているわけでもないので
むしろ喜んでやっているふしさえあります

昔、
ある女性が
ミュージシャンの彼氏と同棲している時に
一緒にいても
ことあるごとに曲を思いついて作曲を始めてしまうことに嘆いている
ということを雑誌か何かで読みましたが

僕はもっとひどいですw

ただ、
何かを遂げるには
それくらいして当然だと思ってきたので、

逆にボーッとしてる時間が
もったいなかったりしてしまうわけです

たとえば
ちょっとの隙間時間があれば
本を読んでしまいますし

iPhoneのKindleには
常に200冊以上の本が入っているので
いつでもどこでもそれが可能です

それこそ1分単位の細切れしかなければ
頭を使わなくて済む
英語の暗記などを始めてしまう

僕は車の信号待ちでも
信号を待つたびに
英語の暗記してましたw

もったいないので

だけど
最近は
もったいない
という言葉の意味が
少し違うものになってきました

それって
本当にもったいないの?
って

ずっと睡眠時間は6時間だったのですが
今年から7時間に伸ばしました

睡眠こそ
もったいないの代表的存在だと思っていたのですが

いろいろな本を読んで
睡眠は体を休めるだけでなく
大切な仕事をしてくれていると知ったので

イメージで言うと
デフラグみたいな感じ?

日中に
ぐちゃぐちゃになって覚えた知識を
寝ている間に整理してくれてる
みたいな

ということは
寝て整理するという仕事がなければ
ぐちゃぐちゃなままで定着しない

これは大切だ

それと同時に
休むこと
休息日というのも
同じような意味で大事なんじゃないかって思うようになった

要するに
嫌なことをしてるから
疲れてるから
体を休めなければいけないのではなく

好きなことをしていて
疲れてなくても
そのことを熟成させて整理するために
休息が必要

そして休息をとるたびに
強くなるイメージ

だから休むということは
決して
もったいないことではないのかしれない

と思うようになった
2022年の秋でしたとさ

皮むけた

皮がむけました

iPad Proのキーボード
iPad Proのキーボード

2000年頃にMacpowerという雑誌があって
その雑誌に屋敷豪太さん(ドラマー)がふたがバカになってしまったPowerBookをガムテープで補強しながら使っていたことが掲載されていたのだけど

この方も
キーボードとトラックパッドが機能してない
MacBookを大切に使っている(いた?)のだけど

そんな感じで

ボロボロになっても使っていきたい