Future Jazz from Norway/フューチャー・ジャズ・フロム・ノルウェー

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♪【ジャンル/フューチャージャズ】♪
【Future Jazz from Norway】
<jazzland/UCCM-1011>
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このアルバムはタイトル通りjazzlandというレーベルから届いたノルウェ
ージャズのコンピレーションです。Jazzlandとはブッゲ. ヴェッセルトフ
トというマルチミュージシャンが発起人となって立ち上げた新鋭ジャズレ
ーベルで現在(アルバム発売時点で)jazzlandには8組のアーティストや
バンドが所属しています。
全員が一団となりノルウェーのクラブジャズシーンを世界に発信させよう
という前向きな気持ちが思いっきり体感できる”おいしいところ”を集約し
た2001年の作品。日本のみのリリースです!
お薦めは2つあります。
まず、
“ビーディーベル”(Tr1)
という女性アーティスト。
音楽学校でジャズを専攻しながらもそのままメインストリームのジャズの
世界には進まずにクラブミュージックの世界を選び、ライブもクラブのス
テージでこなしてきたらしい。彼女はスティービーワンダーの大ファンで
、ジャズやクラブミュ-ジックをポップに解釈していくのが特徴。この曲
はラテンジャジーなトラックに仕上がってます。もちろん彼女の歌声も◎!
あまり関係ありませんが、彼女、僕とタメです。
そして(こちらが本命かも)ノルウェーのアート.リンゼイといわれる
前衛ギタリスト、
“アイヴァン. オールセット”(Tr9)
かつてはハードロック系バンドで活動していたらしくエモーショナルなギ
タープレイでジャズにアプローチしてます。
この曲はドラムンベースですが、今まで聞いたドラムンベースの中でも最
高と思えるほどかっこいいです。絶妙なプログラミングに負けじとうなり
叫びつづけるギターのインプロヴィゼーション!
是非体感してください!
クラブミュージックは楽器の弾けないDJだからこその斬新なアイデアが新
鮮だったと思うのですが、最近はアイヴァン. オールセットのようにバン
ド出身のミュージシャンがそれぞれの楽器を従来の使い方と違った方法で
可能性を見つけ出そうとしている人が多くて面白いです。

Future Jazz from Norway

まだまだ新しい音楽がイッパイ生まれそうですね!
楽しみです!
♪解説♪———————————————————–
※jazzland
(アメリカにある老舗ジャズレーベルとは同名異体。CDをお求めの際はクラ
ブorダンスミュージックのコーナーに行って下さい。お間違えのないよう
に)
※アート.リンゼイ
(チューニング知らずのギター、ドラム経験の無かった日本人ドラマー等か
らなるノイズ系バンド、”DNA” の元メンバー&ギタリスト&ボーカリスト。
芸者ガールズの曲を作った人でしたっけ?)
※インプロヴィゼーション
(即興演奏。アドリブ。)
↑の解説は、おもいっきり独断です。
興味を持った方は自分なりに調べてみることをお勧めします。

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