ロック私小説「メジャーを追い越せインディーズ!」第32話
▼SIDE B
#6 BRAND NEW RENAISSANCE
「10月28日晴天。税務署へ(レーベル名を命名)」
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何かのタイトルを決める時に
彼は辞書などを見たりしない。
リラックスして
そして集中して
「そのこと」だけを考えていると
頭にくっきりと浮かぶ文字がある。
だから
レーベル名を決めるのには
少しも時間がかからなかった。
何か対照的な言葉が欲しかったが
まず、SとNという文字が浮かんだ。
面白い事に
歌のタイトルでもアルバムのタイトルでも
まずは文字がパッと浮かぶ
そして
意味がその後を追いかけていく。
SとN...
すぐに
サウスとノウス。
シグナルとノイズという
対照的な単語のイニシャルだって事に気付いた。
さらに本名のイニシャルだと言う事にも気づいた。
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自分はデジタルサウンドに首っ丈になっているが
元はと言えば
アコースティックの弾き語り出身である。
その
「生」と「デジタル」だとか
「熱いもの」と「クール」なものを
思いっきり共存させたかった。
共存させてみたかった。
対照的と言う意味ではピッタリの
「方位磁石」
をモチーフにしたロゴが出来た時に
このレーベル名しかありえないと思った。
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そして彼は
メジャーでもインディーズでもない
「独自のブランド」を作ろうということで
「◯◯レコード」とか「◯◯レーベル」という名前ではなく
そして
将来的には「レコード」や「CD」というものが
別のコンテンツに生まれ変わるかもしれない
と予想して
S/N BRAND(エスエヌブランド)
と命名した。
~ 2 B Continued ! ~
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次回1/25 発行予定の「メジャーを追い越せインディーズ!」は
No.33『10月28日晴天。税務署へ(事業としてのレーベル)』です。
お楽しみに!
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【4】Tips □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
「グラムロック(2)」
前号では’90年代以降のグラムロックの話をしていて
中でもオススメなのは...
というところで終わってしまいました。
続きを行きたいと思います。
中でもオススメなのは
リーヴァイスのCMソングになり、一週間で50万枚売り上げた
「スペースマン(グラムでしょ?)」というヒットナンバーを持つ
バビロン・ズーです。
そのバックオーダーたるやビートルズの「Can’t buy me love」を
凌ぐ過去最高記録を作ったそうです。
イギリス北部で友人達と芸術集団を結成し、
その音楽担当として
バンドやCGを使った映像を作っていたバビロンズーの中心メンバー
「ジャスマン」は
アジア系インド人とネイティブアメリカンの血を引くアーティストです。
この話だけでもかなり興味持ちますよね。
彼は古き良きグラムのスタイルにドラムンベースを融合させたり
デジタルシンセとバンドサウンドを絶妙にミックスさせています。
「音楽は近代アートの中で最も遅れた分野だと思う.
そんな危機感があったから、僕は表現をマルチメディア化したんだ」
というなんだか分からないけどスゲー...
って感じのインタビューを残しています。
この、とんでもなく売れたビッグアルバムの後
2枚目を出すのですが
僕は2枚目の方が好きです。
その2枚目に収録されている
モット・ザ・フープルのナンバーで
あのイエローモンキーも確かカバーしていた
「ホナルチー・ブギー」の中から
今この時期にピッタリのフレーズでお別れしたいと思います。
You sure started something.
君は確かに新しい事を始めたんだ...
※イエローモンキーの吉井氏は
有名なグラムおたくです。
次回はグラムロックパイオニア達の話をしようと思ってます。
お楽しみに!
【5】about clay □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
▼clayってどんな人?
シンガー&ギタリスト。ダンサンブルで新しいロックを提供出来る
アーティストを目指す。
2004年10月プライベートレーベル「S/N BRAND」を立ち上げ
2005年1月ファーストフルアルバム「ブランニュー・ルネッサンス」リリース。
もっと詳しく! → xxxclay.html
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についてブログ内でアルバムレビューを始めました。
http://clay.at.webry.info/theme/040f0ead5b.html
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【6】News ! □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
1月14日に「あさがやドラム」でライブして来ました。
http://clay.at.webry.info/200601/article_6.html
当日のPlay Listはこんな感じです。
・ハリサケソウ(ストリングス ver.)
・No more war and pain
・Reprelude
・紫の調べ(ギターin ver.)
・黒い瞳のソウル
・2 The Groove
・明日に架ける橋(サイモンとガーファンクルのカバー)
・Fly
今回、カバーを混ぜてやってみました。
考えてみれば、弾き語り時代にはちょくちょくやっていたのですが
最近はあまりやってなかったので
色々な発見がありました。
これからは
「ブランニュー・ルネッサンス」の曲も
フレキシブルにアレンジを変えたり
カバーを織り交ぜたりして
色々な意味でステージを充実させて行きたい
と思っています。
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【7】Outro.□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
1/14のライブのMCで言いましたが
今回の記事でもレーベル名について書いているので
この辺を少し...
clayはプライベートレーベルS/N BRAND(エスエヌブランド)
を立ち上げて活動していますが
S/Nの由来は南と北、信号とノイズ、
音楽的なコンセプトも、生ものとテクノロジーといった
対極にあるものを共生させたいといった意味からです。
そして去年一年デジタルのライブと生のライブ
両方やって来て
どっちとも好きだという事がすごく分かったんで
これからは
それらを中和させるのではなく
2つのコンセプトで対極の曲をガンガン書いて
曲がたまったら
その2つの異なるコンセプトのアルバムを2枚組として
発表したいと思います。
そしてこの2つのアルバムを日本語詞の最後のアルバムと
したいと思います。
なので
楽曲はもちろん、詞に関しても
自分の持ってる物すべてを出し切りたいと思ってます。
情報は随時このメルマガでご報告します。
期待してくれるとうれしいです!
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最後までお読み頂きありがとうございました。
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ライター:clay
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No.32『10月28日晴天。税務署へ(レーベル名を命名)』
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