「長沢式外国語上達法」

英語学習というと「英語」にこだわりがちですが
バイリンガルや他の言語を学んでいる人達はどうやってるんだろう?
と思い、何冊か読んでみました。
その中から「長沢式外国語上達法」というのを紹介したいと思います。
メモ感覚で箇条書き形式の簡単な文ですが
お役に立てれば。
No.1「音読」
座右の書を探す。
字が大きいこと、内容が面白いこと。
日本文と対訳になっている物があればベスト。
まず日本文を読み、助走を付けてから外国語の朗読に入る。
No.2「書く」
百回繰り返す
おはじきとかマッチ棒とか自分が楽しくなるアイテムを
見付け、書いた数だけそれを減らして行く
カラフルなクリップでもいい
No.3「百回の威力」
どんなことでも百回繰り返せば覚える
百回読めば暗記出来る
百回書けば手が覚える
百回言えば自然に口をついて出るようになる。
百回のご褒美とリスクを設定してみる
百回出来たらご褒美にワインを一本奮発する
百回出来なかったら主人にお金をそっくりあげる
No.4「辞書」
お気に入りの辞書を選び、ボロボロになるまで使う
何冊か同じ辞書を買う。
常に手近に置き、手を伸ばせばすぐ使える
という状況を作り出す事が大切。
たとえば、一冊はテレビの前に置き
テレビを見ていて「この単語は?」と疑問に思うと
すぐに辞書を引く。
そして
見ているテレビに興味がわかず、退屈すると辞書を開いて
新聞のチラシの裏を使って書く練習を始める
これも目安は百回。
No.5「三つの要素」
外国語学習は
「声を出す」「聞く」「書く」の三つの要素から成り立っていて
いずれの方法であれ百回をクリアした物はまず忘れない。
No.6「音読の儀式」
外国語のテキストや小説を読む時には必ず儀式を行う。
それは最初に何でもいいから
発声練習として日本語を朗読してみる
それから外国語を音読。
早く読む必要はなく、人に聞かせるようにゆっくりと
大体、二分程度で読んだら、今度はそれと同じ速度で原文の方を読む。
読めない言葉が会ったら、鉛筆で「まる」でも付け
そのままとばして読み進む。
二度目は、わからなかった言葉を辞書で引き
たどたどしいながらも通読してみる。
これも百回繰り返すうちに、最初のたどたどしさが嘘のように流暢になっている。
No.7「お金と時間の使い方」
外国語学習に抱える事の出来るお金が手に入ったら
額の大小に関わらず
出来るだけ集中的に使う。
これは!と思った辞書は三冊まとめて買い
個人レッスンの為には高い月謝も惜しまなかった。
集中的にお金を使えば必ずその効果が目に見えて現れてくる事も
経験で知った。
時間はこまぎれに
お金は集中的に
というのがポイントになる。
No.8「カード」
単語カードは確かに試験には威力を発揮するが
試験が終わった途端、きれいに忘れてしまう。
新しい勉強法を考えない限り
学校英語の二の舞になってしまうと思い
効果的なカードの利用法を試してみた結果
単語や慣用句のような物をバラバラのカードに書いておき
それをトランプのように切って言葉遊びをするのが
一番身につくと分かった。
No.9「カード」
文房具屋に行ってトランプ大のカードを買い、
カード一枚に単語を一つ大きくはっきり書く
カードは表に外国語、裏に日本語と言うふうに両面を使う。
カードが百舞いたまったら100円ショップにあるカラフルなゴムで束ねる。
単語だけでなく妙句もカードにする
妙句というのはおもしろい言い回しや、その言語ならではの表現で
そういう表現にであったら即座にカードにしておくと実際の会話でおおいに役立つ
カードはあくまでも覚えるまでの道具なので覚えてしまったら必要が
なくなるから消耗品ととらえてどんどん作ってどんどん捨てよう。
No.10「カード」
日頃、単語カードを作る時に辞書で反対語を調べ
もう一枚反対語カードを作っておくと
あとでおおいに助けられる。
辞書を引き、カードに書いてもせいぜいかかる時間は五分足らず。
手間を惜しまず、習慣にしましょう!
No.11「カード」
カードを一枚一枚めくりながら
正解ならば右に間違いなら左にやっていって
左にあるものを集中的に覚えてみる。
慣用句辞典を買って慣用句もカードにしてしまう。
慣用句を覚えると語学は格段に進歩する
No.12「あなたはなぜ会話の時に長い答えが出来るの?
大抵の人は相づちを打つ程度で終わるのに...」
その秘訣は
長い会話が乗っている本を分解して
いくつかの薄いテキストにしてしまい
常に持ち歩き、暇な時に音読すること。
No.13「テキスト」
厚いテキストを手にして、この一冊をマスターすれば
語学は完ぺきと言うのは大きな間違い
薄いテキストの毎日の積み重ねでドンドン知識を厚くして
その楽しみが分かった人が進歩する
こと会話のテキストに関しては一冊がボロボロになるくらいまで
繰り返す事をすすめている
No.14「本」
ベストセラーと言われる本の中から
辞書を引く手間も惜しまず
時間を忘れる程面白いと思える本を
ともかく最後まで読んでみる。
No.15「質問」
質問を想定し、その質問に対しての具体的な話を
一分くらい考えてみる。
No.16「歌で楽しく暗記する」
メロディーに乗せれば歌っているうちに言葉を覚えられる
替え歌で主語を替え、応用して語彙を増やそう。
No.17「聞くチャンス」
例えば中国語を習っているんだったら
中国人のいるラーメン屋に通う。
そしてピーク時は忙しいのでビークを過ぎたあたりに行って
何回か店員と話してみる。
そして日本語を教える代わりに中国語を教えてもらう事を提案してみる。
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