チータロー

今日、実家で飼っている愛猫
チータロー(オス)が亡くなりました。
夏に家に来たので
夏生まれだとすると
13歳かな。
人間だと70~80歳くらいにあたるそうです。
彼は口がきけないので
幸せだったかどうかは
分からないけれど
いっぱい愛されたし
いっぱい色々な人たちを笑顔にしたし
そして
いっぱい
おいしいものを食べた。
とにかく
よく食べた。
食堂の窓の隙間から
誰かが食べ物をくれるのを
ず~っと待ってた。
それが可愛くて
みんな
何かしらの食べ物を与えてた。
だから
好き嫌いなく
なんでも食べた。
彼が実家にやってきたのは
約14年前の夏
家族がイジメられてた猫を拾って来た
というから
ものすごい期待して見に行ったら
ドブネズミみたいなのが
一匹。
「あの~、猫はどこですか?」
って感じ。
僕が期待してた猫っていうのは
もっと
茶色とか虎模様で
子猫物語とかに出てくる猫だったので
あまりの
ギャップにびっくりした。
彼は
こっちに向かって
汚い鳴き声を出しながら近寄ってくるんだけど
「寄るな」
って感じ(笑)
でも
慣れれば慣れるもので
いったん可愛くなると
もう、他のいわゆる可愛い猫よりも
可愛くなってしまう。
ギターを弾くと
一緒に歌って
自分もギター弾いてたな。
14年間は
ちょうど
7年間実家で一緒に寝て
あとの
7年は
僕が東京に引っ越したので
会ったり、会わなかったり...
東京に越したばかりの時は
さみしくて
さみしくて
猫に対してホームシックになるという
意味が分からない状態に陥りました。
でもね。
今思えば
ずっと一緒に過ごしてたらたぶん
こんな風にブログ書けない。
僕はこれで
飼い猫の死と直面するのが
3回目です。
1回目のときは
小学生だったので何かよく理解できなかったけど
2回目のときは
3日間泣き通してた。
そして
3回目。
実は1、2年前から
ちょっと予感してたものがあった。
だから
どこかで
心の準備を繰り返していたのかもしれない。
この猫は
ホントに不思議な猫で
食いしん坊だし
人の言う事は分かるし
僕が体を壊して
廊下を這って歩いてたときも
一緒になって行く所行く所くっついて回ってた。
チータロー
いっぱい
遊んだね。
いっぱい
笑わしてくれたね。
そして
なによりも
いっぱい
食べたね(笑)
もう
会えないという事実は
さみしいし
暖かいお前を抱いて眠れないのは
つらいけど
お兄ちゃんは
泣かないよ。
生命のあるすべてのものには
いつか
必ず訪れる日がくる。
その日を無理矢理のばしてみても
それは意味のないこと。
まだまだ
書き足りないことが
あるね。
でも
これ以上書くと
ちょっとやばいかも
ありがとう!
チータロー!

右がチータロー
左は一つ年下のチャチャ丸

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