もったいない

もったいない

この10年ほど
休んだことがありませんでした

休むということの意味がよくわからなかった
というのが正直なところ

どこかに出掛けていても
ちょっとした隙で仕事をしてしまう
風邪で寝ていても
寝ながら仕事をしてしまう

嫌なことをしているわけではないし
誰に強制されているわけでもないので
むしろ喜んでやっているふしさえあります

昔、
ある女性が
ミュージシャンの彼氏と同棲している時に
一緒にいても
ことあるごとに曲を思いついて作曲を始めてしまうことに嘆いている
ということを雑誌か何かで読みましたが

僕はもっとひどいですw

ただ、
何かを遂げるには
それくらいして当然だと思ってきたので、

逆にボーッとしてる時間が
もったいなかったりしてしまうわけです

たとえば
ちょっとの隙間時間があれば
本を読んでしまいますし

iPhoneのKindleには
常に200冊以上の本が入っているので
いつでもどこでもそれが可能です

それこそ1分単位の細切れしかなければ
頭を使わなくて済む
英語の暗記などを始めてしまう

僕は車の信号待ちでも
信号を待つたびに
英語の暗記してましたw

もったいないので

だけど
最近は
もったいない
という言葉の意味が
少し違うものになってきました

それって
本当にもったいないの?
って

ずっと睡眠時間は6時間だったのですが
今年から7時間に伸ばしました

睡眠こそ
もったいないの代表的存在だと思っていたのですが

いろいろな本を読んで
睡眠は体を休めるだけでなく
大切な仕事をしてくれていると知ったので

イメージで言うと
デフラグみたいな感じ?

日中に
ぐちゃぐちゃになって覚えた知識を
寝ている間に整理してくれてる
みたいな

ということは
寝て整理するという仕事がなければ
ぐちゃぐちゃなままで定着しない

これは大切だ

それと同時に
休むこと
休息日というのも
同じような意味で大事なんじゃないかって思うようになった

要するに
嫌なことをしてるから
疲れてるから
体を休めなければいけないのではなく

好きなことをしていて
疲れてなくても
そのことを熟成させて整理するために
休息が必要

そして休息をとるたびに
強くなるイメージ

だから休むということは
決して
もったいないことではないのかしれない

と思うようになった
2022年の秋でしたとさ

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