No.77『書物に答えを求めて~日本か海外か(2)』

ロック私小説「メジャーを追い越せインディーズ!2」第77話
『書物に答えを求めて~日本か海外か(2)』
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彼は
ちょっとした行動に
出てみた
アルバム作りのため
3月で活動を休むと
告げると
自分の夢の答え探しに必死になった
誰かに相談しても
みたけれど
やっぱり
こういう大事なことは
どんなに苦しくても
自分で答えを出したかった
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そして
おなじみの
図書館に
入り浸った
彼にとって
静かで
広く
様々な書物に囲まれたこの空間は
アトリエでもあり
隠れ家のようでもあった
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歴史上の人物は
こんなとき
どう決断して来たのだろう?
起業家
そして
企業家達は
どう判断して来たのだろう?
逆に
失敗したのであれば
どういう風にして
どういう行動に出て
失敗したのだろうか?
歴史の本
ビジネス本
プレッシャーに強いスポーツ選手の本
ノーベル賞を取った方の記事
しまいには
哲学
心理学
占いの本まで
とにかく
朝から晩まで
読み耽った
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著名な風水師から
何か大切なことを
考えるときには
水の近くに居た方がいい
と聞いて
なんとなく共感した彼は
近くの川に行き
水の流れが見えるベンチに座って
夏の暑い一日を
蚊に刺されまくりながら
書物と共に過ごした
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その年の春から取り始めた
日経新聞にも
たくさんの人物伝が
掲載されている
何かに取り憑かれたように
スクラップしまくった新聞の記事は
ピアノの上までも埋め尽くした
「成功者」という括りで
カテゴライズしてしまうには
あまりにも
多彩な数々の人物伝を呼んで
出た答えは
十人十色...
当たり前といえば
当たり前
だけど
共通しているのは
「本気」
という二文字だった
たぶん
普通に考える本気とは
違う「本気」なんだろう
だから
その
二文字は
必ず何かの手がかりになる
そう直感した
~ 2 B Continued ! ~
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次回、10/24号は「手帳が教えてくれた ~日本か海外か」です。
お楽しみに!
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News □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
マスタリングへ突入!
【ミックス漫遊記】
http://clay.at.webry.info/theme/ace8147fed.html
Tips □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
■影響を受けたもの・ひと
「2nd Tape」
●Never Let Me Go/Curtis Mayfield/Something To Believe In
カーティスメイフィールド、紹介するの初めてでしたっけ?
すっごい
好きなんです。
このアルバムはジャケ買いですね。
すごいセンスのいいジャケットだと思うんですが。

近くにソウルバーがあって
店を除くと
このアルバムのジャケットが飾ってあるんです。
まだ、一度も行ったことのないお店なのですが...
今度、行ってみよう。
マービンゲイの「I want you」のジャケと同じ人がイラスト書いてるんです。
僕はCDで持っているのですが
レコードだと、ジャケがデカイ分
このジャケットは余計にいいんだろうな~。
実はカーティスメイフィールド自体は前から知ってたのですが
代表作である「スーパーフライ」とか
ちょっとエッチじゃないですか?
なんかポ○ノ映画で流れてそうな(なんで知ってるんだ?)
中学を卒業したばかりの僕には、ちょっと濃すぎました。
が、
ジャケ買いでこのアルバムを買った時に
あまりの曲の良さに驚きました。
収録曲数は少ないのですが、すべての曲がいい。
僕にとっては
このアルバムがカーティスメイフィールドのベスト1であり
ソウルアルバムのベスト3であり、
僕が今まで聞いて来たすべてのアルバムの中でのベスト10に入るアルバムでも
あります。
このアルバムは
ソウルを通ってない人でも
すごく気に入るアルバムだと思うので
もし、ソウルに興味があったら
このアルバムを買われることを
オススメします。
何回も書きますが、僕は「シャウトしてるソウル」って
あまり好きではないんです。
が、
このカーティスメイフィールドは
いやらしい(失礼)ファルセットやウィスパー系の
ボーカルがムーディー(ダサい意味ではなく)で
楽曲を引き立てまくっています。
その中でも特にムーディーなのが
このNever Let Me Go
ラブバラードです。
異性のことをよく分かってない若造の時には
ドライブでいきなり、この曲かけて
「魂胆見え見え」

嫌われそうな(笑)
そんな感じのラブバラードです。
だけど
これが
Timbuk 3のToo Much Sexの後にかかると
そのタイトルの意味深さも手伝って
絶妙ですよ!
是非試してみてください。
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Outro.□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
よく行く飲み屋で
ネパール人夫婦と友達になりました!
(向こうは友達と思ってないかもしれないけど)
なんか
世界中に友達作りたいですね。
世界各国の仲間がいて
それが
一つの言語で話している
という。
そういった意味でも
英語って素晴らしいなと思います。
英語って
欧米の人達とに限らず
アジアの人達が
通じ合う「ひとつの言語」
としてこそ
利用価値が上がるのでは
と勝手に思っています。
元々の自分たちの言葉ではなく
共通語として
覚えて行く言葉というのは
その
時間なり
労力というのは
みんなが
食べ物を持ち寄ることと
どこか
似ている気がします。
今、持っているものを持ち寄るのと
今は持っていないけど歩み寄るために頑張る「気持ち」は
似ている気がするのです。
僕は
名も知れないアジアの国の子が
英語をしゃべってるのを見ると
すごく
うれしくなるんです。
以前は
まあ
アメリカ人やイギリス人に対して
コンプレックスに近いような憧れがあったけど
今は
「どうしてこの人が英語をしゃべれるんだろう?」
って感じの国の人達と
語り合うのが夢です。
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