Category Archives: ヒップホップ-オススメ

The Voices of Urban Renewal

これはホントにカッコいいです...
是非試聴してみて下さい
♪【ジャンル/ポエトリー,ジャズ,ヒップホップetc.】♪

【The Voices of Urban Renewal /Word On The Street】

<GUIDANCE/PCD-23024>
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このアルバムはクラブトラックにポエトリーリーディングを融合させた
斬新な作品です。
ポエトリーリーディングと音楽といえばまず切り離す事の出来ないくらい
密接な関係にあり、古くは50年代のビート文学とジャズに始まり60年
代のヴェルベットアンダーグラウンドのルーリードやボブディラン70年
代のドアーズのジムモリソンそして日本では佐野元春や辻人成、そして元
ブランキーの浅井健一などロックファンの皆さんにはおなじみの前衛ロッ
クミュージシャンと深く関わってきました。
そしてあらたにそのスタイルを「スポークンワーズ」と名付けてアメリカ
を中心に新しい時代背景を詩にする人達がいます。
スポークンワーズというかすべての前衛文学の魅力はなんと言ってもその
ロックに通じるスピード感、ビート感にあります。
そして仕事もせずに仲間達と車でアメリカ大陸を横断するビート文学の代
表作「路上」のように、いくつになっても少年(ガキと読む)のままでい
ることと少年(ガキと読む)のままでいられないことに戸惑う永遠の思春
期のような繊細さがあります。
ここら辺はうまく説明する事が出来ないので興味のある方は下の♪解説♪
に前衛文学の代表作を書いておくので読んでみることをお薦めします。

そんなポエトリーリーディングにジャズ、R&B、ドラムンベース、ヒップホ
ップなどの新しい音楽。ハウス界からはジョー・クラウゼル、ヒップホッ
プ界からはザ・ルーツのメンバーやブンブンサテライツともコラボレートし
たチャックD。
そしてオーバーグラウンドシーンでは無名なトラックメイカーやアーティス
トも多いですが、ラップとも歌とも違うリズミカルなリーディングをこの秋
の夜長にお楽しみ下さい。

*********おまけ********//////////////////////////////////////////////
最後に今回手前味噌ながら僕なりのビート文学の解釈で書いた曲があるので
良かったら詞を読んでみてください!
「Hello, too late」
期限付きの幸せにサヨナラ 人生はまだ始まったばかり
ゴールなんか ゴールなんか この歳で見えていてどうするの?
最低の夜は一人で車の回転数を上げればイイ
花火のような星空が路上を包むまで
Hello, too late ネガティブもおだてりゃ木に登る
後悔と絶望にピースサインを!
そして俺はまた夢を見よう このまま夢を見よう 少年(ガキと読む)のまま
超最高級の夢を見よう このまま夢を見よう 1988
ありがとうございました!!!

The Voices of Urban Renewal /Word On The Streetはこちらから試聴出来ます

♪解説♪———————————————————–
※「前衛文学の代表作」
(ジャックケルアック「路上」、ウイリアムバロウズ「裸のランチ」、
アレンギンズバーグ「詩集」、J・D・サリンジャー「ライ麦畑で捕まえて」
、チャールズブコウスキー「くそったれ少年時代」、片岡義男「少年の行動」
。)
↑の解説は、おもいっきり独断です。
興味を持った方は自分なりに調べてみることをお勧めします。

DJ KRUSH/深層

♪【ジャンル/ヒップホップ、ブレークビーツ】♪

【DJ KRUSH/深層】

<SRCL/5403>
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■□■□でかいおとできいてくださいね! ■□■□

ターンテーブル&ブレークビーツ使いの総大将DJ KRUSHです。
DJ クラッシュの歴史はそのまま日本のクラブミュージックの歴史でもあります。

「ワイルドスタイル」という80年代初頭の映画によりヒップホップミュー
ジックに足を踏み入れた彼は「KRUSH POSSE」 というヒップホップチーム
で活動した後、日本では珍しいターンテーブルを楽器として扱えるDJとし
て国内はもとより海外でも注目された存在になります。
だいぶ前に一度、日本のプロデューサーに自身の作品を聞かせたことがあ
ったみたいですが、その当時から何かのカテゴリーに入っていないと売れ
ないという考えがあった日本のプロデューサーはどのカテゴリーにも入ら
ない彼の音楽をなんとコメントして良いのか分からず、それ以来DJ KRUSH
の活動の拠点はこの国だけではないと考えるようになったようです。

DJ KRUSHが世に出てからめまぐるしく移り変わるクラブシーンですがDJ KRUSH自身
は自分なりの曲作り法を貫き通します。

そして見事6thアルバム『漸-ZEN-』では、アメリカのAFIMアワードに
おいて”ベスト ダンス アルバム 2001″最優秀賞を獲得します。
この賞はインディーズのグラミー賞に値するもので益々次の新作に期待がか
けられました。
が、DJ KRUSHに変化の時期が訪れているようです。
長年の苦労を共にしたMC50+S1100という今となっては原始的な機材のトラ
ック作りから CUBASE VSTというコンピュータ上のソフトでの曲作りに移行。
そして以前のようにレコードからのみのサンプリングだけではなくサンプ
リングCDも使うようになった今、DJ KRUSHは最新の技術も取り入れあらたな
DJ KRUSH サウンドを築き上げようとしています。

日本人MCによるラップ、カラフルな着物を着た鬼のジャケット、そしてアル
バムのタイトルを漢字にしているところなど音楽を通して日本人であること
をアピールし、決してマイナス要因にさせないところがうまいですね。
今まで聞いてきたクラブミュージックには当てはまらない不思議なビート
がそこにはあります。

【DJ KRUSH/深層】

♪解説♪———————————————————–
※「日本では珍しいターンテーブルを楽器として扱えるDJ」
(例えば楽器同士でセッションする事と同じ事をレコ―ドでやってしまう
わけです。→彼はこれをバトルと呼んでいる。)
※「MC50+S1100」
(ローランドMC50+AKAIS1000。MC50の方は単体のお弁当箱型シーケンサー
S1000はクラブミュージック発祥時一世を風靡したサンプラー。2つとも
古くから打ちこみ系クリエーターに愛されたギアです。)
↑の解説は、おもいっきり独断です。
興味を持った方は自分なりに調べてみることをお勧めします。